いい精神科医を見分けるための4つのポイント

雲と空精神科に通う際、どのような医者と巡り合うかは治療において重要なポイントの1つだと思います。

一口に精神科医といっても、少しでも患者の助けになりたいという高い志を持つ方から、稼ぐことを主たる目的としてしまっている残念な方まで千差万別と思われます。

実際にこれまでに私自身も何人もの精神科医に会ってきましたが、信頼できると感じる医者から、ビジネスライクな印象を受ける医者まで実に様々でした。

ここでは、私がこれまでに感じた、いい精神科医かどうかを見分けるための4つのポイントをご紹介します。

いい精神科医を見分ける4つのポイント

話をきちんと聞く

精神科というところは内科などと違って異常を数量的に察知することができません。

そのため診断にあたって最も重要なのは患者の声ではないでしょか。

この患者の声をきちんと聞かない医者は、まずいい医者とは言えません。

そもそもきちんと話を聞かないことにはきちんとした診断もつけられないはずです。

きちんと話と聞かない、また患者の方を向いて話そうとしない医者はその時点で怪しいという印象を受けてしまいます。

処方する薬の意図を説明できる

精神科では様々な薬が処方されます。

多剤処方になることもしばしばですが、そのような場合でも薬一つ一つに処方する意図(どういう効果を狙った処方か)があるはずです。

その意図をきちんと説明しない医者はちょっと説明不足というか、いい加減な印象を受けます。

きちんとした医者であれば、それぞれの薬の意図をきちんと説明してくれるはずです。

また、同様に薬の副作用についてもきちんと説明してくれる医者がいい医者であるといえます。

今後の経過を説明できる

精神科の病というのは、人それぞれであり、また、治療に時間がかかることも多いため、なかなか今後どのような経過をたどるかを想像するのは難しいかもしれません。

しかしながら、治療にあたっている以上は、現在の治療方針により、今後どのような経緯をたどると考えているかを示してくれるかどうかは重要なポイントだと思います。

もし今後の経過について何も答えられないのであれば、場当たり的な治療に終始している可能性もあります。

そういう意味で、きちんと今後どのような経過を辿る可能性が高いかについて説明してくれる医者がいい医者であると考えられます。

自分との相性がいい

自分との相性、かなり重要だと思います。

精神科医といえど、やはり人と人との関わりなので、人によって合う、合わないはあると思います。

ある人にとってはいまいちでも、ある人にとっては名医のように感じられることもあるかもしれません。

とても感覚的な話ではありますが、その医者が直感的に自分と合うかどうかという感覚も重要な要素なのではないかと思います。

まとめ

4つほど私なりのいい精神科医を見分けるポイントをご紹介しましたが、やはり一番大事なのはしっかりコミュニケーションをとってくれる医者かどうかという点にあるのではないかと思います

きちんと患者の話を聞き、その患者にあった処方をしようと努力している医者ならば、基本的にいい医者といえるのではないでしょうか。

もし罹った医者が、ろくに患者の顔も見ない、話も聞かないというような方であれば、ちょっと問題があるのではと考える必要があるかもしれません。

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