無職で仕事がなくてお金もないニートでも幸せに生きられるという話

癒しの空有名なニート?であるphaさんの書いた本「ニートの歩き方」が面白い。

仕事がなくてお金がなくても幸せに暮らすにはどうしたらよいかということが存分に描かれています。

従来の価値観とは全く違った生き方を提唱し、実際に実践しています。

ここではこの本の内容と共に、お金がなくて働かなくても幸せに暮らせる方法についてご紹介します。

ニートの歩き方

会社という組織が全く合わない

著者のphaさんは、京都大学を卒業後、社会人生活を送っていましたが、3年ほどで退社。

そもそも会社で働くということが性に合わないと感じていたため、できるだけ緩い会社に就職したものの、それでも会社という組織が全く自分とは合わず、1日のほとんどをネットサーフィンをして過ごしていたようです。

この辺りの感性や過ごし方、とても共感を感じます。

ニートとして生活

その後は会社で働くということをあきらめ、新しい生き方を模索していきます。

例えば、自称ニートとして、パソコンをいじったり、シェアハウスを運営したり、ツイッターで仲間と繋がったり従来とは異なる生き方をしています。

正直パソコンをいじるスキルがあったり、シェアハウスを運営したりということを考えると純粋なニートの定義には当てはまらない気もしますが、本人は特に働かず、毎日のんびりと自分の好きなように生活しているという意味でニートと定義しています。

ニートの稼ぎ方

もちろん人間が生きていくには最低限のお金は必要です。

このphaさんは、以下のような方法で(多くないながらも)お金を稼いでいます。

アフィリエイト

アフィリエイトというのは、自分のサイトやブログなどを作り、広告収入や紹介した商品が売れた時に、ある程度の報酬がもらえるという制度です。

phaさんはウェブ系の知識に明るいため、主たる収入減をアフィリエイトから得ているようです。

ただし、アフィリエイトで稼ぐのは容易ではなく、それなりの収入を得るためにはある程度のウェブスキルや戦略などが必要です。

あるデータによると、アフィリエイトで月5千円以上稼いでいる人は、約5%程しかいないということです。

そういう意味で、アフィリエイトで月数万円稼げているphaさんはかなりアフィリエイターとしては優秀であると言えそうです。

せどり・転売

せどりと転売はほぼ同じ意味です。

要はあるものを安く買ってきて、より高い値段で売るというのがせどり・転売の儲け方になります。

このせどりも簡単に稼げるものではなく、ある程度需給を読んだり、価格のゆがみを利用したりとそれなりの労力と工夫が必要になります。

例えば近くのブックオフで100円で売っていたものを、アマゾンの中古で300円で売るなどが手軽な方法になりますが、これでは非常に利幅が薄くなります。

昨今では組織的にせどり・転売を行っている業者も増えてきていますので、競争はますます激化していると考えられます。

治験

治験というのは、簡単に言うと製薬会社の開発した薬の実験台になるということです。

実験台というと、なかなかすごいことのように思えますが、実際には人体に投与するのは初めてというだけで、既に動物などを使った十分なデータはそろっているため危険なことはほとんどないようです。

この治験というアルバイトは時間のある人には重宝されています。

治験の期間は様々ですが、基本的に1日3食の食事が付き、1日当たり2万円~3万円程度の報酬がもらえるためです。

治験の間は基本的に特にやることはなく、薬を飲んだ後は指示された特定の場所でDVDを見たり、本を読んだりして過ごします。

中には治験マニアという人もいて、いろいろな治験を受けながら生活している人もいるようです。

幸せに生きるための条件

お金の話が長くなってしまいましたが、どう稼ぐかはここでの主題ではありません。

むしろどう稼ぐかより、限られた経済的な条件の中で、どう幸せに生きるのかが最も重要な点です。

この本の中で、生きていくための3つの条件として以下のものを上げています。

「人とのつながり」

「暇つぶしにやること」

「最低限のお金」

確かにその通りだと思います。

人との繋がりがあれば、いざというとき助けてくれる人もいるだろうし、最低限のお金があれば生活していけるだろうし、余った時間で何かしらやることがあれば時間は気が付くと過ぎ去っているものだと思います。

ここで重要なのは、「仕事」がこの中に含まれていないことではないかと思います。

普通の人は無意識に仕事はやるべきものという観念があるように思いますが(私もそうですが)、働かずとも食べていけるという主張が斬新でかつ多様な生き方の指針のようになっているかのように感じます。

以下、特に印象に残った部分を引用させていただきます。

  • 人間にはそれぞれ適性がある。ある人には当たり前にできることが、他の人には全くできなかったりする。

人間にはそれぞれ個性があります。

そのため、ある人には簡単なことが、ある人にはとても難しかったりします。

ここで大事なことは、自分の適性は何か?ということを見極め、その適性を活かすことではないかと思います。

phaさんのように、会社で働くことに適性がないと感じたら、会社に勤めず、自分にあった居場所を見つけるというのも1つの方法だと思います。

  • 頑張って力づくで状況を変えようとするのってあんまりうまい方法じゃなくて、自分がそれほど力を入れなくても動ける状況を探すべきなのだ

正直自分が頑張ったところで変わらないものというのはたくさんあります。

「努力は報われる」なんていう責任感の全くない言葉に惑わされる必要はありません。

現実的には努力が報われることは稀です。

実際に努力が報われた人だけが「努力は報われる」と声高に叫んでいるからそう聞こえてくるだけで、実際には努力が報われずに屍になった話はそこら中に溢れています。

大事なのはただ努力をすることではなく、報われる可能性の高い努力をすることです(それでもなお報われるとは限りませんが)

そのためには、引用にあるように、まずは自分に合った環境や状況に身を置くということがとても大切ではないかと思います。

  • 人生は初期設定によって難易度がイージーかベリーハードかが違いすぎるクソゲーなんじゃないの

生まれ持った才能の違いというのは誰の目に見ても明らかです。

「人間はみな平等」とは言いますが、そもそも生まれ持った遺伝子からして平等ではありません。

そういった意味で、人生が困難なるのか、それともイージーになるのかは生まれた時点である程度決まっているとも言えます。

誰もが困難を抱えながら生きているなんでまっぴらな嘘です。

確かに困難は抱えているかもしれませんが、その困難の大きさは、人によって大いに差があるのが事実です。

確かにそういう意味で、人生が初期設定によって決められてしまうクソゲーというのは全くその通りではないかと思います。

最後に

phaさんの本がとても共感できる部分が多かったので、触発されていろいろと自分の意見や考えをぶつけてみました。

ここで引用させていただいた内容はごく1部ですが、全般的に個人的に共感できる内容の多い本です。

特に今の社会で生きづらさを感じている人や、働くということに疑問を感じている人には是非読んでみて欲しい一冊です。

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