睡眠が乱れると悪夢を見るようになると言われます。
私の経験でも、睡眠の質が落ちると悪夢を良く見るようになりました。
しかしながら、この悪夢というのは、
そして、不思議な話ですが、
科学的な根拠はないのですが、経験的に知られていることです。
ここでは、悪夢を見やすい睡眠薬と、
悪夢を見やすい睡眠薬
悪夢を見やすい睡眠薬には共通の特徴があります。
それは作用時間が短いということです。
なぜ作用時間が短いと悪夢を見やすいのかその理由ははっきりとは
まず、作用時間が短いということは、
この血中濃度の大きな変化が睡眠に影響を与え、
また、作用時間の短い睡眠薬は睡眠中にその効果が消失します。
そして消失する過程において、眠りの深さが浅くなり、
このようにいくつかの仮説はあるのですが、
ただ、傾向としては、
作用時間が短く、
ハルシオン
ハルシオンは超短時間作用型の睡眠薬で、切れが良く、
超短時間作用型の中では一番効果が強いと言われています。
このハルシオンは寝つきの悪さにはよく効くのですが、
効き方が鋭く短時間で効果が得られる一方、
マイスリー
マイスリーはとてもよく処方されている睡眠薬の1つです。
病院で寝つきが悪いと言うと大抵このマイスリーが処方されます。
睡眠薬としてはハルシオンよりは効き目はマイルドな印象がありま
ルネスタ
ルネスタもハルシオン、
ハルシオンやマイスリーよりは若干作用時間は長いですが、
これら3つの睡眠薬はいずれも超短時間作用型に属し、やはり、
また、これらの睡眠薬のみならず、
現在主流のベンゾジアゼピン系の睡眠薬は深部睡眠を妨げる効果が
悪夢を軽減する睡眠薬と漢方薬
悪夢を見やすい睡眠薬がある一方で、
これらの睡眠薬の特徴としては、作用時間が長いということです。
そのため、
ただし、
それでは以下に悪夢を軽減する効果のある睡眠薬(抗不安薬及び漢方薬)をご紹介します。
セパゾン
セパゾンはカテゴリーとしては睡眠薬ではなく抗不安薬に属します
セパゾンの特徴の1つは、作用を感じる時間が約5時間~
実際にセパゾンは何度も使ったことがありますが、
ただなぜセパゾンが悪夢の軽減に効くのかは医者もわかっておらず
セルシン
セルシンもセパゾン同様に抗不安薬に属する薬です。
作用時間も長く、半減期は50時間程度、
作用時間がかなり長いので睡眠薬として使われるケースはあまりな
なぜなのかはセパゾン同様に謎ですが、
ただし、
単純な作用時間の長さではなく、
リボトリール
リボトリールは、抗てんかん薬というカテゴリーに属し、元々はてんかん発作を抑えるための薬です。
しかしながら、不安を和らげたり、眠くなったり、けいれんを抑えたりといった様々な効果があることから、抗不安薬や睡眠薬としても使われることのある薬です。
このリボトリールにも悪夢を減らす効果があると言われています。
特徴は上記の薬と似ていて、半減期が約27時間と長時間作用する薬になります。
ただし、リボトリールは効果が強く、かつ長いため、睡眠薬として使うと翌日まで眠気が残ってしまうという欠点があります。
一方でその睡眠作用の強さからなのか、悪夢を見る頻度はリボトリールを使うことで顕著に減ったように感じます。
十全大補湯
十全大補湯は西洋の薬ではなく、漢方薬です。
とても不思議なことに、
そもそもの十全大補湯の効果は、胃腸の働きを良くし、
なぜ効くのかは全く持って謎なのですが、
かつて医者に悪夢を良く見てうなされて起きると体調がすこぶる悪
そして本当に漢方薬が悪夢に効くのかと半信半疑で(
そもそも漢方薬自体が効果がマイルドでなかなか効果を実感しにく
なぜ効くのかと医者に聞いても、
「
という全く答えにならない回答が返ってきました。
まとめ
全く科学的ではない話ですが、
何度も述べていますが、科学的な根拠は全くなく、
ですので、
精神科の領域というのは不思議なもので、
そもそも世界最古の抗うつ剤であるトフラニールが、
理由はわからないけどなぜか効く、