うつ病からの復職後(社会復帰後)一か月間の過ごし方(出勤することが仕事)

空と緑うつ病から復職しても、すぐに以前と同じように仕事をこなすことはできません。

段階を追いながら徐々に仕事に慣れていく必要があります。

ここでは復職直後一か月間の過ごし方をご紹介します。

できれば短縮勤務で復帰を

どんなにいい状態で復職できたとしても、復職後というのはとても疲れます。

率直に言っていきなりフルタイム8時間勤務というのはハードルがとても高いです。

会社によって制度が異なるため一概には言えませんが、もし短縮勤務制度があるのであれば、是非活用すべきです。

やむを得ずフルタイムで復帰する場には、こまめに休憩をとるなどしてできるだけ疲労を溜めないような過ごし方をするように心がけましょう。

会社に出勤することが仕事と心得る

復職直後はとても疲れるため、出社して会社にいることがやっとという状態になることが多いです

なのでまず一か月間は会社に行くことが仕事だと心得ることが大切です。

正直この時期に仕事を多くこなすことは難しいです。

まれに病気への理解が足りず、仕事をたくさん与えて余計なことを考える時間がない方がいいと考える上司もいるようですが、このような対応は本末転倒です。

もしこのような対応をされたら、今の自分の状況と、どのような対応が必要なのかを上司と相談した方がよいでしょう。

このような行き違いの多くは理解の違いに起因するため、コミュニケーションによって理解の溝を埋めていくことが大切です

もちろん完全に理解されることは不可能ですが、自分の過ごしやすい環境を整えるためのコミュニケーションはできる限りとってくほうが無難です。

帰宅後はひたすら休む

復帰後一か月間はとても疲れます。

たいした仕事をしていなくても会社にいるだけでとても疲れます。

そのため帰宅後は翌日に備えひたすら休むことが大切です。

私の場復帰当初の帰宅後はただただベッドに横になっていました。

次第に慣れてくるに従って、徐々に会社で蓄積される疲労も軽減されてきます。

そうすると、家でも何かしらかの活動ができるようになってきます。

休日もひたすら休む

復帰直後は休日もひたすら休む必要があります。

平日は会社に行き緊張・疲弊しているため、休日になると疲れがどっと出て動けなくなるということも多々あります。

いずれにせよ休日は平日に消耗した体力を回復させ、翌週の仕事に備える必要があります。

ひたすら休むということを行っていくと、最初は土日両方とも寝たきりだったものが、徐々に日曜の夕方なら活動できる、日曜の午後からなら活動できるというように活動の幅が広がっていきます。

ただし、このような状態に持っていくまでは通常数か月必要なため、当初一か月間はとにかく休むということを徹底すべきです。

間違ってもこの時期に引っ越しなどの大きなイベントを入れてはいけません。

あくまで先々のためにもこの時期は休むということに徹しましょう

まとめ

うつ病からの復帰がうまくいくかどうかの最大の要因は体力です。

体力が不十分だと勤務を続けることが難しくなり、再度休むということにもなりかねません。

そのため、復職にあたってはしっかりと体力を回復させ、復職直後は会社における体力の消耗を回復させるためにプライベートではひたすら休むということが必要になります。

当初の強烈な疲労も、慣れてくると徐々に和らいできます。

ですのでこの時期はあくまでまずは会社に行くことが仕事であると心得て、ひたすら体力の消耗を抑え、家で回復させるということを徹底しましょう。

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