時々不安に襲われることがあります。
何か懸案事項がふと頭をかすめた時や、特に何も理由もない時も不安に襲われることがあります。
そして、同時に緊張し、心が休まらない状態が続いてしまうことがあります。
そのような時は抗不安薬などの頓服安を使うというのが一番手っ取り早いのですが、できれば薬を使わずに乗り切りたいものです。
ここでは薬以外に私が行っている5つの不安や緊張に対する対処法をご紹介します。
深い呼吸をする
呼吸には自律神経のバランスを整える役割があります。
ゆっくりと深い腹式呼吸をすることにより副交感神経を優位にし、神経を静める効果があります。
不安に襲われたときはまずゆっくりと深い呼吸をし、心を落ち着かせることを心がけます。
深い呼吸を繰り返すうちに、徐々に不安が軽減されていきます。
この深い呼吸にはある程度の経験が必要なため、普段からルーティンとして行い、いざという時に備えることをおすすめします。
散歩に行く
散歩はとても効果的です。
外に出ることで気分転換にもなり、外の景色を眺めながら歩いていると不安からも気持ちをそらすことができます。
また散歩は適度な運動になるため、体と気持ちをほぐし、自然治癒力を上げる効果も期待できます。
晴れた日には、日光を浴びることでセロトニンの分泌も促進され、更なる不安や緊張を和らげ、心身をリラックスさせる効果も期待できます。
水泳をする
水泳はとても体に良いスポーツです。
全身運動のため、凝り固まった体のバランスを整えてくれます。
また、水中に入るという非日常の行為を行うことで、注意を不安からそらすことができます。
水泳をしている最中はもちろん泳ぐことに集中しているので不安から気をそらすことができますし、また水泳を行った後の爽快感も不安を和らげてくれます。
体調が悪い時には泳ぐことはしんどいかもしれませんが、もし可能な状態であれば、水泳は不安や緊張を和らげるのに大きな効果を発揮してくれます。
爪をもむ
爪をもむことは自律神経のバランスを整えるのに役立つと言われています。
爪にあるツボが、自律神経のバランスを整える役割をしているためです。
特に、爪の中でも薬指が一番効果的と言われていますが、どうせならすべての爪を揉むことをおすすめします。
私の場合、不安や緊張を感じたとき、上記の呼吸とともに、爪をもむことが多いです。
呼吸を意識しながら爪を揉んでいると、気が付くと不安が和らいでいることもよくあります。
特に外出が困難な時や、そもそも散歩が不可能な場所にいるときは、よくやる手です。
レスキューレメディ(サプリメント)を使う
レスキューレメディという緊張や不安に効くサプリメントがあります。
このサプリメントは液状のもので、数滴をコップに入った水に垂らして使用します。
そして、その水を口にするとなぜか「ほっ」とします。
味はほとんどないのですが(わずかに甘い程度)、口にするとなぜかほっとし、不安が和らぎます。
サプリメントというのは一般的に長く継続して使用しているうちに効果を発揮してくるものが多いのですが、このレスキューレメディに関しては即効性を感じます。
不安に襲われたときは、よくこのサプリメントを使っています。
終わりに
不安に襲われたときは、何より気をそらすということが第一でしょうか。
そのために上記のように散歩をしたり呼吸を意識したりしています。
もちろんそれでもダメな場合は頓服薬を使いますが、できるだけ自然な形で不安を和らげられるように心がけています。