セルトラリンは、ジェイゾロフトのジェネリック薬品です。
ジェネリックは別名後発薬とも言われ、
つまり、
ジェイゾロフトの発売が2006年で、
ここでは、
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れたあとに販売される、
製薬会社が新薬を発売した際には、特許を取得するため、
特許期間が切れた後に、先発薬(新薬)
新薬で既に有効成分、薬の構造などがわかっているため、
そのため、一般的に先発薬に比べ、
セルトラリン(ジェイゾロフト)の概要
まず、上記のように、
以下に簡単にジェイゾロフトの効果と副作用をご紹介します。
ジェイゾロフトの効果
ジェイゾロフトはSSRIというカテゴリーに属する抗うつ剤です
抗うつ剤とは、その名の通り、主にうつ病に使用される薬ですが、
ジェイゾロフトの属するSSRIは、
効果と副作用のバランスに優れた抗うつ剤で、
ジェイゾロフトの副作用
ジェイゾロフトを含むSSRI系の抗うつ剤には胃腸の不具合を中
具体的には、
- 吐き気
- 下痢
- 食欲不振
- 胃のむかつき
などです。
古い抗うつ剤に比べると副作用は少ないと言われていますが、
副作用は時間とともに低減していくと言われていますが、
ですので、抗うつ剤を使用する際には、副作用の相性(
なお、ジェイゾロフトの詳細については、
ジェイゾロフトのジェネリック
ジェイゾロフトのジェネリックは以下の種類になります(
- セルトラリン錠: 25mg・50mg・100mg
- セルトラリンOD錠 :25mg・50mg・100mg
先発薬のジェイゾロフトと同じラインナップとなっています。
なお、OD錠というのは、口の中で溶ける、
ジェネリックのメリット
ジェネリックのメリットはなんといっても薬価が安いことです。
一般的に、ジェネリックになると、薬価は数分の1程度になります。
もちろん効果は先発薬(ジェイゾロフト)と変わりません。
現在ジェイゾロフトを使われている方は、ジェネリックを使った方がお財布に優しくなります。
セルトラリン錠の薬価
では、
以下が先発薬のジェイゾロフトとの比較になります。
- 25mg:ジェイゾロフト93.5円⇒セルトラリン42.1円
- 50mg:ジェイゾロフト161.9円⇒セルトラリン73.
1円 - 100mg:ジェイゾロフト282.7円⇒
セルトラリン127円
概ね先発薬のジェイゾロフトの2分の1以下の薬価になっています
このように、ジェイゾロフトを処方される際には、
既に述べたように、
セルトラリン錠の適応
セルトラリン錠の適応疾患は以下になっています。
- うつ病、うつ状態
- パニック障害
- PTSD(外傷後ストレス障害)
これは先発薬のジェイゾロフトと同じです。
特許は適応疾患ごとに管理される
先発薬の特許は適応疾患毎に管理されます。
そのため、例えば当初はうつ病のみの適応で、
セルトラリンに関しては、このようなことはなく、現在のところジェイゾロフトと同じ適応となっています。
ですので、現在ジェイゾロフトを使用されている方は、