うつ病に罹ると、満足に仕事をこなすことができず、
できることなら働きながらうつ病を治したいという人が多いと思い
ここでは、うつ病により、
1、医者からの意見
まずなにより大事にすべきなのは、医者からの意見です。
自分の今の状態をきちんと説明し、
必ずしもいつも医者の意見が正しいとは限りませんが、
そのため、今のあなたの状態で今後働き続けながら治すことができるのか、
もちろん医者の意見が全てではなく、
2、一週間を通じて会社に行けない
うつ病がある程度進行してくると、
そして徐々に会社に行けない日が増えてきます。
そのまま放っておくと、
そうなる前の段階で会社を休むという決断をすべきです。
目安としては、一週間を通じて会社に行くことができない、
このような状態になったら、会社を休むことを決断しましょう。
3、仕事のパフォーマンスが半分以下
うつ病になると、仕事のパフォーマンスは大きく低下します。
エネルギーが枯渇するため、思うように仕事ができません。
このような状態になるのは、
もしパフォーマンスが低下しつつもなんとか最低限の仕事をこなせ
一方で最低限の仕事もこなせない状態だと、
むしろ働き続けることで更なる症状の悪化に見舞われるリスクが高
仕事のパフォーマンスという観点からは、
例えば、以前であれば1時間でできていたものが、
会社としても締め切りに間に合わないなどの損害を被る可能性があ
そのような場合には、
4、朝出社した時点で疲れ切っている
うつ病の症状は特に朝によく現れる傾向があります。
そのため、とにかく朝が辛いという人が多いです。
朝起きた時の気分は最悪で、既に体が重い状態になっています。
そしてなんとか朝食を食べ、身支度をし、会社に出社します。
そして会社に着いて自分の席に座ります。
この時点でもし疲れ切ってしまっていて、
よく朝刊が読めなくなったらうつ病の疑いがあると言われますが、
もし会社に着いた時点でくたくたな状態になっているのであれば、
このような場合には、
5、睡眠不足が続いている
うつ病はダイレクトに睡眠に影響を与えます。
うつ病を患っている人は、
そして、心身の疲労を癒すという観点から、
基本的に寝ることでしか脳の疲労は回復しません。
そして、睡眠不足が続くと、脳の疲労は蓄積され、
もしあなたが十分に眠れず、
もちろん睡眠薬などを使って睡眠を改善させることは可能ですが、
そしてもし恒常的に使うことになると、
睡眠薬を使っても眠れない、
睡眠薬をやめる際のリスクも格段に上がってきます。
このように、
もし自分の力で眠ることができず、
いずれにせよ、睡眠不足が続き、
休職をする際の手順
ここで述べたような状態が続き、実際に休職が必要になった時の手続きをご紹介します。
(なお、退職に関しては、会社に辞めると伝え、引継ぎをすれば終わりなのでここでは述べません)
まず、休職の際に必要なのは、医者の診断書です。
具体的には、
「○○という病気により、就労が困難なため、○か月の休養を必要とする」
というような内容の診断書を医者からもらいます(診断書の書き方には医者により個性がありますが、基本的には理由と休養を必要とする期間が書かれています)
そして、会社の上司に、自分の状態を説明するとともに、医者から診断書が出ていることを伝えます。
診断書には法的な拘束力があるため、診断書が出てきた時点で会社は医者の指示に従う必要があります。
なので、出てきた診断書を無視することは会社としては違法行為をしていることになります(もしこのような会社があれば、訴えればまず勝てると思います)
ただし、いきなり診断書を突き出して休みますという対応では上司や会社の心証を大分悪くしてしまいます。
上記で述べたような苦しい状態が続いている場合には、まずは上司に相談に、自分の窮地を知ってもらうということが第一です。
そしてなんらかの配慮をしてもらったり、そもまま様子を見ても一向に体調に改善の兆しがない、もしくはより一層悪くなっているような場合には、会社を休むという選択をするべきです。
関連記事:休職の際の手順まとめ
まとめ
うつ病を患い、
改めてまとめると、
- 医者の意見
- 一週間を通じて会社に行けない
- 仕事のパフォーマンスが半分以下
- 朝出社した時点で疲れ切っている
- 睡眠不足が続いている
となります。
これらは1つ1つが独立しているわけでなく、
例えば、一週間を通じて会社に行けなければ、
やはりこれらを総合的に勘案するには、
一般的な傾向として、うつ病に罹る人はまじめな人が多いため、
そして休むタイミングが遅れるとその分症状も悪化してしまうため
自分の体調がやばいと感じたら、医者に診断を仰ぎ、