うつ病など精神疾患に罹ると、
生命保険に入る際には病歴などを申告する必要があり、
しかしながら、中には申告が必要なく、
ここではそんな生命保険の1つ「じぶんの積立」をご紹介します。
この商品は、契約者側に非常に有利な商品になっていますので、
じぶんの積立の特徴
「じぶんの積立」は明治安田生命保険が発売している生命保険です。
生命保険というカテゴリーになっていますが、
大変人気のある商品で、
この「じぶんの積立」の特徴をまとめると、以下のようになります。
- 健康状態に関わらず、誰でも加入できる
- 毎月一定額を積み立てる、積立型の保険
- いつ解約しても、元本保証
- 生命保険なので、生命保険料控除を受けられる
それぞれ簡単に説明していきます。
健康状態に関わらず、誰でも加入できる
一般的に生命保険に加入する際には健康状態を申告する必要があり
うつ病などの精神疾患を患っていると、
しかしながら、このじぶんの積立は健康状態に関わらず、
実際に自分が加入する際にも、
じぶんの積立のページにも以下のように記載があります。
Q:健康に不安があるのですが、加入できますか?
A:はい。ご契約に際しては、医師による診査や健康状態などの告知は不要ですので、 年齢等の契約条件を満たせばご契約いただけます。
ここで記載のある年齢の条件は、
うつ病でも加入でき、かつその事実も申告することのない、
毎月一定額を積み立てる、積立型の保険
他の生命保険と同様に、
1口5000円からになります。
この積立を5年間続けるという積立型保険になります。
保険というよりは、シンプルな貯蓄積立商品に近い設計です。
なお後述しますが、
いつ解約しても、元本保証
じぶんの積立の大きな特徴の1つですが、
ですので、例えば積立を初めて2年後に解約したい!
ほとんどの貯蓄型の保険の場合には、あらかじめ定められた期間(
一方でこのじぶんの積立はいつ解約しても元本が保証されています。
昨今の低金利の環境の中で、
むしろメリットがありすぎて保険会社は儲からないんじゃないの?
生命保険料控除を受けられる
生命保険料控除という制度があります。
給与所得がある場合に、
簡単に例で説明します。
月1万円の生命保険に加入し、年間12万円支払ったとします。
この場合の控除額は上限の4万円になります。
この4万円に所得税率と住民税率を掛けたものが、
例えば、所得税率20%、住民税率10%だとすると、
4万円×30%=1万2千円
となり、毎年1万2千円が戻ってくることになります。
保険料は年間12万円支払っていて1万2千円が返ってくるため、
(詳細な保険料控除の計算方法はこちらなどをご参照ください)
もちろんじぶんの積立の場合には支払った12万円も元本保証されて
つまり、給与所得のある方(サラリーマン)にとって、
元本保証で10%
そういう意味で、
ただし、生命保険料控除額は上限が4万円のため、
あくまで現在生命保険に加入していない(新規で加入する)
「じぶんの積立」加入までの手順
加入するまでの実際の手順をご紹介します。
1、資料を取り寄せる
明治安田生命保険のWEBページから「じぶんの積立」
2、後日営業担当者から電話が掛かってくる
資料を取り寄せると、後日影響担当者から電話が掛かってきます。
ここで、営業担当者と会う時間の調整を行います。
3、営業担当者と会って説明を聞く
実際に営業担当者に会って説明を聞きます。
会う場所は近くの喫茶店や自宅、
4、書類を作成して契約する
説明を聞き、納得したら契約書類を作成します。
基本的に営業担当者の指示に従って記入すれば大丈夫です。
加入に際しての注意点
率直に言って、この「じぶんの積立」
裏を返せば、生命保険会社にとってはあまり美味しくない(
そのため、加入の際にはこの「じぶんの積立」だけでなく、
ここで大事な点は、他の商品を勧められても断るということです。
もちろん勧められた商品が自分にとって魅力的なものであれば検討
というのは、「じぶんの積立」
ここに記載したようなメリットを享受するためには、
「じぶんの積立」のデメリット
これまでは、「じぶん積立」
私の感じたデメリットは以下の2点です。
契約が面倒
1番のデメリットはこれです。
契約が面倒です。
契約するには、実際に営業担当者に会って話を聞き、
実際にかかった時間は1時間程度くらいですが、
ただ、
営業からの連絡
既に述べたように、
そのため、この商品への契約を機に、
もちろんその気がなければ無視するなりサクッと断るなどすればい
「じぶんの積立」のまとめ
以上長々と説明してきましたが、
- 健康状態に関わらず、誰でも加入できる
- 毎月一定額を拠出する積立型の保険
- 積立期間は5年間だが、途中で解約しても元本保証
- 積立期間後は少しばかりの利息が付く
- 生命保険なので生命保険料控除を受けられる
また、デメリットは以下になります。
- 営業担当者に会い、契約書を作成するのが少し面倒
- 加入後に時たま勧誘の連絡が来る
注意点は以下になります。
- 他の商品を勧められても断る(ただし、
自分にとって有益な場合はその限りではない)
総じてみると、加入者側にとても有利な商品ですので、
少しでも金銭的なメリットを受けたい方には是非おすすめします。