うつ病の治療においては、薬物治療と休息が中心となりますが、場合によってはサプリメントが重要な役割を果たす場合もあります。
ここではうつ病の治療においてサプリメントを使うことによるメリットとデメリットをご紹介します。
サプリメントを使うメリット
手軽に使うことができる
サプリメントを使うメリットはなんといっても手軽に使えるという点です。
現在では様々なサプリメントを薬局やインターネットなどで容易に入手することができます。
また自分に合わないと感じた場合にはすぐに止めることができ、柔軟な使用が可能です。
この手軽さがサプリメントのメリットとして挙げられます。
副作用がほとんどない
うつ病に使われる薬は、副作用があるものがほとんどですが、サプリメントに関してはほとんど副作用というものがありません。
そのためほとんどのサプリメントは副作用を気にせずに使うことができます。
ただし、セントジョーンズワートなど一部に抗うつ剤との併用に注意を要するものや、中には副作用が存在するものもあるため、完全に気にしなくてよいわけではないことに注意しておく必要はあるかと思われます。
長期的な体質改善が期待できる
うつ病で使われる薬というのは、基本的に対症療法的なもので即効性のあるものも多いです。
一方で多くのサプリメントは、飲んですぐに効果を発揮するという類のものではなく、長期的に使っていくうちにつれ体質が改善されていくというようなものがほとんどです。
体質が改善されるまでには時間がかかるかもしれませんが、長期的な視点で健康維持するという意味でサプリメントは重要な役割を果たすことが期待されます。
サプリメントを使うデメリット
即効性がない
上記のように、サプリメントというのは長期的に体質を改善していくというような類のものが多いため、即効性があるものはとても少ないです。
そのため、今すぐ何かを改善したいと考えている人にとってはあまり相性がよくないと思われます。
中には「レスキューレメディ」のような即効性を感じるサプリメントもありますが、基本的には中長期的に体質改善を期待するというのがサプリメントの特徴となります。
効果を実感しにくい
即効性がないと似たようなことですが、サプリメントというのは効果をなかなか実感しにくいものです。
実際に継続して使っていくうちにつれて、そういえば体質が変わってきたなーと後々振り返って感じることが多いというのがサプリメントの特徴と言えます。
その為、リアルタイムで効果を実感しにくいという点はサプリメントのデメリットの一つとしてあげられるかと思います。
サプリメントに対する個人的な所感
巷では様々な種類のサプリメントで売られています。
正直、選択肢が多すぎてどれを使ったらいいのかよくわからないという状態になってしまうかもしれません。
個人的なお勧めとしては、気になったサプリメントをとりあえず使ってみて、自分に合うと思えば継続して使い、あまり意味がないと思えばやめてしまうという方法も一つかと思います。
このような手軽さが、サプリメントの最大の利点なのではないかと思います。
なお、当サイトでもうつ病関連のサプリメントをいくつか紹介しておりますが、その中でも人気のあるサプリメントは以下の記事にまとめております。
ご参考までにどうぞ。