うつ病というのはなかなか状態が安定せず、
一本調子でよくなっていくことは稀で、
体調が悪くなるのはうつ病の宿命ともいえるのですが、
ここでは体調が悪くなる5つの原因をご紹介します。
嫌な出来事がある
とてもシンプルですが、嫌なことがあると体調が悪化します。
嫌なことがあると精神的にダメージを受けるので、
例えば、人から嫌なことを言われたり、嫌な出来事が起こったり、
嫌なことは生きていると必ず起こるものなので避けることは困難な
自分の嫌な場所からは離れる、嫌な人からは距離を取る、
このようなことをするとわがままだと思われるかもしれませんが、
活動をし過ぎる
活動をし過ぎることも体調の悪化を招きます。
そもそもうつ病になると対直が著しく低下するため、
また、疲れというのはリアルタイムで把握することが困難で、
そして、許容範囲を超えてエネルギーを消耗すると、
動けなくなるだけでなく、精神的にも影響を及ぼし、
体調が一度悪化してしまうと、
このような活動のし過ぎによる体調の悪化を防ぐには、
例えば散歩は1日1万歩まで、
また、自分の心身の声に耳を傾けることも大切です。
もし疲れを感じたり、体の重さを感じたりしたら、
このような場合には即座に休息を取ることが大切です。
薬の減量
薬を減らすことは、体調を悪化させる大きな要因となります。
現在の精神科の薬は安全性が高いとあちこちで言われたり書かれた
むしろ薬を減らしたり止めたりするところまでを含めて安全性を論
薬を減らすということは、
そしてその影響は時に非常に大きく、うつ病の再発・
このように薬を減らすということは非常に大きなリスクを負うこと
まず大前提として体調が悪い時に薬を減らすことはよくありません
体調がある程度の期間安定していることが必要です。
そして、薬を止める際にも、離脱症状や再発・
いきなり薬を止めるのは大きなリスクを伴うため、
もし減らすことで体調が悪化したり、
体調を回復させ、
薬を減らす際には、慎重に慎重を重ねていきましょう。
無理をする
無理をすると途端に体調は悪化します。
そもそもうつ病は無理を重ねることで発症するため、
「しんどいけどなんとか会社に行かなければ」
「今日中にあれとあれをやらなければ」
「運動は体にいいから辛いけど今日も頑張ろう」
このような無理を繰り返していると、
回復したいのであれば、出来る限り無理はしないことです。
もちろん無理をせざるを得ない状況というのもあるかと思いますが
もし恒常的に無理を重ねざるを得ない状況であれば、
とにかく、
- そもそも無理をしない
- 無理をした場合にはその分よく休むようにする
- 無理が続くような状況を続けない
ということが体調を悪化させないためには重要です。
体調の波
特段何も引き金になるような出来事がなくても、
いわゆる「体調の波」というものです。
この体調の波は避けることができません。
どんなに順調に回復していても、
大事なのは、理由もなく体調が悪くなったときに、それを「
「体調の波」はあくまでも波なので、
ですので体調の波により調子が悪い時には、
この時にやってはいけないのは、
例えば体調を上げる為に無理に運動をしたり、外出したり、
体調の波による不調の場合には、とにかく守りに徹し、
しっかり休みエネルギーを蓄えれば、
人間何かがあるとそれに対処しようといろいろなことを試したくな
まとめ
以上、体調が悪化する5つの原因と対処法をご紹介しました。
体調が悪化する原因としては、
- 嫌な出来事がある
- 活動をし過ぎる
- 薬の減量
- 無理をする
- 体調の波
の5つを上げました。
まとめると、自分が不快に思うことを避け、活動はほどほどにし、
また、体調が悪化した際には、基本的にはしっかりと休むこと、
体調が悪い時にあれこれしても逆効果になってしまう可能性が高い
シンプルにしっかり休むということが、