ロラゼパムは、ワイパックスのジェネリック薬品です。
ジェネリックは別名後発薬とも言われ、
つまり、
ワイパックスは発売が1978年と、
ここでは、
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れたあとに販売される、
製薬会社が新薬を発売した際には、特許を取得するため、
特許期間が切れた後に、先発薬(新薬)
新薬で既に有効成分、薬の構造などがわかっているため、
そのため、一般的に先発薬に比べ、
ロラゼパムの概要
まず、上記のように、
以下に簡単にワイパックスの効果と副作用をご紹介します。
ワイパックスの効果
ワイパックスは抗不安薬と呼ばれる薬です。
抗不安薬とは、不安を和らげ、
ワイパックスの特徴としては、作用時間がやや短く、
そのため、ワイパックスを服用すると、
効果を感じる時間は概ね4~6時間程度です。
比較的短時間でしっかりと効く薬のため、
また、1日中効果を持続させるには、
発売から数十年以上も経っていますが、
ワイパックスの副作用
ワイパックスをはじめとした抗不安薬にはいくつかの副作用があります
代表的なところでは、
- 耐性
- 依存性
- 眠気
- ふらつき
などです。
眠気とふらつき
抗不安薬と睡眠薬は親戚のようなものなので、「眠気」
この辺りはあらかじめ認識しておく必要があります。
ワイパックスの場合は特に効果のキレがよいため、
服用の際には注意が必要です。
耐性と依存性
より問題なのは、「耐性」や「依存性」といった副作用です。
「耐性」というのは、その薬を使い続けていると、
「依存性」というのは、その薬に依存してしまい、
この2つは由々しき問題ですので、
ワイパックスは比較的作用時間の短いタイプの薬であるため、
なお、ワイパックスの詳細については、
ワイパックスのジェネリック
ワイパックスのジェネリックは以下の種類になります(
- ロラゼパム錠: 0.5mg、1mg
先発薬のワイパックスと同じラインナップとなっています。
そもそものワイパックスが用量が2種類ととてもシンプルなライン
ジェネリックのメリット
ジェネリックのメリットはなんといっても薬価が安いことです。
一般的に、ジェネリックになると、薬価は数分の1程度になります。
もちろん効果は先発薬(ワイパックス)と変わりません。
現在ワイパックスを使われている方は、ジェネリックを使った方がお財布に優しくなります。
ロラゼパム錠の薬価
では、
以下が先発薬のワイパックスとの比較になります。
- 0.5mg:ワイパックス5.8円⇒ロラゼパム5.0円
- 1mg:ワイパックス10.4円⇒ロラゼパム5.6円
実は、ワイパックスの場合、
0.5mgで見ると先発薬のワイパックスと、
一方で1mgではワイパックスとロラゼパムの価格差は大きくなり
ただ、全体としてみると、
なぜこのようなことが起こるかというと、
ワイパックスを処方された方でも、
なぜだかよくわかりませんが、
ただ、ワイパックス自体が安いとはいっても、
ロラゼパム錠の適応
ロラゼパム錠の適応疾患は以下になっています。
- 神経症における不安・緊張・抑うつ
- 心身症(自律神経失調症、心臓神経症)
における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ
これらを見ると、主として不安や緊張、
ワイパックスと適応疾患は同じですので、
適応疾患が違う場合もある
ジェネリックが発売された直後の場合には、
なぜこのようなこと起こるかと言うと、
例えば、最初に統合失調症の適応でAという薬が発売され、
このような場合には、Aのジェネリックが発売されても、
ロラゼパムに関しては、