ブロチゾラムは、レンドルミンのジェネリック薬品です。
ジェネリックは別名後発薬とも言われ、
つまり、
レンドルミンは発売が1988年と、とても歴史のある薬ですが、
ここでは、
ジェネリック医薬品とは?
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許が切れたあとに販売される、
製薬会社が新薬を発売した際には、特許を取得するため、
特許期間が切れた後に、先発薬(新薬)
新薬で既に有効成分、薬の構造などがわかっているため、
そのため、一般的に先発薬に比べ、
ブロチゾラムの概要
まず、上記のように、
以下に簡単にレンドルミンの効果と副作用をご紹介します。
レンドルミンの効果
レンドルミンはベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。
ベンゾジアゼピン系というのは、数十年に渡って使われ続け、
レンドルミンはこのベンゾジアゼピン系の中でも代表的な睡眠薬です。
レンドルミンの特徴としては、作用時間が比較的短く、
作用時間は概ね4時間~6時間程度です。
作用時間が程よい長さで、強さもマイルドであることから、
また、その使い勝手のよさから、精神科のみならず、
一方で、睡眠薬を常習している人や、
というのは、レンドルミンは前述のように効果がマイルドなため、
かくいう私もかつてはレンドルミンを使用していましたが、
残念ながら、睡眠薬に慣れてしまった今、使ったところで大きな効果はないと思われます。
レンドルミンの副作用
レンドルミンをはじめとした睡眠薬にはいくつかの副作用がありま
代表的なところでは、
- 耐性
- 依存性
- 眠気の持ち越し
- ふらつき
などです。
眠気の持越し
睡眠薬を使うと、しばしば翌日まで眠気を持ち越してしまい、
このようなことが起こる原因には、
- 使っている睡眠薬が強すぎる
- 作用時間が長すぎる
といったことが挙げられます。
この辺りは薬の種類や量で調整可能ですので、
レンドルミンの場合には、作用はそれほど強くなく、
ふらつき
ふらつきは、睡眠薬を服用後に何か活動をすると起こります。
睡眠薬を使われた経験のある方はわかると思いますが、
イメージとしては、
このふらつきは睡眠薬を服用後に直ぐに床に着けば特段問題にはな
ただし、夜中に途中でトイレに起きてしまったときなどは、
耐性と依存性
睡眠薬で一番問題になりやすいのが、「耐性」や「依存性」
「耐性」というのは、その薬を使い続けていると、
「依存性」というのは、その薬に依存してしまい、
この2つは由々しき問題で、
レンドルミンに関しては睡眠作用は強くありませんが、
なお、レンドルミンの詳細については、
レンドルミンのジェネリック
レンドルミンのジェネリックは以下の種類になります(
- ブロチゾラム錠: 0.25mg
- ブロチゾラムOD錠:0.25mg
先発薬のレンドルミンと同じラインナップとなっています。
そもそもレンドルミンは用量が2種類ととてもシンプルなラインナ
なお、OD錠とは、
ジェネリックのメリット
ジェネリックのメリットはなんといっても薬価が安いことです。
一般的に、ジェネリックになると、薬価は数分の1程度になります。
もちろん効果は先発薬と変わりません。
現在先発薬を使われている方は、ジェネリックを使った方がお財布に優しくなります。
ブロチゾラム錠の薬価
では、
以下が先発薬のレンドルミンとの比較になります。
- 0.25mg:レンドルミン27.5円⇒ブロチゾラム6.1円
- OD錠0.25mg:レンドルミン27.5円⇒
ブロチゾラム6.1円
レンドルミンは大変よく使われている薬の為、
具体的には、「ブロチゾラム」に加え、「グッドミン」、「
ただし、近年では、徐々に「ブロチゾラム」
また、
レンドルミンとブロチゾラムの薬価を比べると、
ブロチゾラムはおよそ4分の1の薬価になっています。
前述の通り、
ブロチゾラム錠の適応
ブロチゾラム錠の適応疾患は以下になっています。
- 不眠症
- 麻酔前投薬
睡眠薬という名の通り、
レンドルミンと適応疾患は同じですので、
適応疾患が違う場合もある
ジェネリックが発売された直後の場合には、
なぜこのようなこと起こるかと言うと、
例えば、最初に統合失調症の適応でAという薬が発売され、
このような場合には、Aのジェネリックが発売されても、
ブロチゾラムに関しては、