メンタル疾患を患ってからというもの、日々の生活の中で体調管理の意識を高めてきました。
日々の過ごし方から睡眠対策、食事といったところまで、それまでとは大きく違うスタイルに変わっていきました。
体調管理優先へのスタイルへと変えていく中で、数多くのサプリメントや漢方などを試し、薬に頼らない方法を模索してきました。
このような試行錯誤を経て、いくつか自分に合ったものが見つかりました。
ここではその中の1つであるハーブティをご紹介します。
ハーブティの効用
ハーブティとは、ハーブを原材材料とし、このハーブを煮出して飲用としたものです。
この原材料のハーブには実に様々なものがあり、その種類により効果が変わってきます。
一例を挙げると以下のようになります。
- ローズヒップは、ビタミンCを大量に補給できるとされ、ビタミンCを大量に消耗するスモーカーや美容によいとされる。
- ペパーミントは清涼感があり、アレルギー症状、二日酔いや船酔いを和らげる。
- タイムは殺菌力を有しており、インフルエンザ予防や炎症等に効果があるとされる。
- カモミール、ラベンダーは鎮静作用を有しており、精神を安定させたり不眠症などの神経症に効用がある。
- セント・ジョーンズ・ワートは軽から中程度のうつ病に効果があるとされる説がある。
(wikipediaより)
要するに、どのハーブを選ぶかによって、その効果は変わってくるということです。
つまり、ハーブティを使って体調を整えようとした場合、どのハーブを使うのか、もしくはどのハーブの組み合わせを使うのかがとても重要になります。
ここが、ハーブティを飲み始めた当初、とても悩ましいところでした。
メンタルに特化したハーブティ
MENTのハーブティ
このような悩みを解決してくれたのが、メンタルを整えることに特化したハーブティです。
上記のように、カモミールやラベンダーといったハーブはメンタルを整えてくれる作用があるのですが、それ単体では効果が限られてしまいます。
この問題を解決してくれたのが、MENTのハーブティです。
このハーブティの特徴は、必要なハーブを組み合わせることで、その効能を高めるということです。
2種類のハーブティ
MENTには夜用と朝用の2種類のハーブティがあります。
通常ハーブティと言えば、寝つきをよくするために夜用に使うことが多いのですが、朝用のハーブティもあることが特徴の1つです。
なぜ2種類あるのかについて、詳しくは後述しますが、ざっくり言ってしまうと自律神経のバランスが朝と夜では異なるため、それに対応するために、異なる種類のハーブティが用意されています。
夜用ハーブティの構成
夜用のハーブティは「ナイトリセットブレンド」という名前ですが、目的は高まった神経を静め、眠りやすい状態を作ることです。
そのため、鎮静系のハーブを中心に構成されています。
以下がそのハーブの構成です。
- カモミール
- スカルキャップ
- オート
- パッションフラワー
- マーシュマロウ
- ラベンダー
- レモンヴァーベナ
- リンデン
冒頭の方で、ハーブの一例をご紹介しましたが、「カモミール」や「ラベンダー」といった眠りを促すことで有名なハーブに加え、他にも様々なハーブが調合されています。
鎮静系のハーブが一纏めに調合されているため、それぞれを単独で摂るより高い効能が見込まれます。
朝用ハーブティの構成
朝用のハーブティの名前は「モーニングアップブレンド」という名前ですが、こちらの目的は抗ストレス、抗うつ作用のあるハーブを調合し、憂鬱や無気力、だるさといった症状を和らげることです。
夜用は心身を鎮静させ、眠りやすい状態を作るのに対し、こちらの朝用は気持ちをうまく切り替え、1日に備えるといった趣旨の構成になっています。
具体的なハーブの構成は以下の通りです。
- ローズマリー
- シベリアンジンセン
- オート
- ロディオラ
- ゴツコーラ
- ペパーミント
- リコリス
- マーシュマロウ
ロディオラやペパーミント、シベリアンジンセンといった気持ちを切り替えるためのハーブを中心に構成されています。
これらの組み合わせにより、それぞれを単独で摂るよりも高い効能が期待されます。
より詳しい情報については、以下のサイトをどうぞ
実際につかってみた感想
夜用ハーブティ
夜用のハーブティとしては、これまでカモミールティを愛用していたのですが、それをこのMENTのハーブティへと切り替えました。
飲む時間は概ね睡眠の1時間~2時間前です。
実際の体感としては、飲むと「ほっと」し、心が少し安らかになるような感じです。
そしてこの安らかな感じがほんのりと眠気を誘ってくれます。
イメージとしては、一仕事終え、一息休息を入れたときの「ほっと」した感じでしょうか。
もちろんハーブティなので、これを飲んだ後にすごく眠くなるということはないのですが、ほんのりと心を落ち着かせ、心身を眠りやすい状態にしてくれます。
朝用ハーブティ
これまで朝に紅茶を含めた「ティ」というものを飲むという習慣がなかったため、朝にハーブティを飲むのは初体験でした。
朝は正直時間があまりないので、飲み物を作るのが面倒だったんですよね。
ただ実際に作ってみると、電気ポットで湯沸かし1分、ハーブティをお湯につけるので1分と実に2分あればできてしまうので、慣れてしまえばそれほど手間ではありません。
実際に使った体感としては、やはりちょっと夜用とは異なります。
使う前は「気持ちを持ち上げる」のかと思っていたのですが、そうではなく「気持ちを切り替える」もしくは「気持ちをすっきりさせる」といった方がいいかもしれません。
どういうことかというと、私は朝の目覚めが悪いので、朝は基本ぼーっとしています。
そしてぼーっとしながらこのハーブティを飲むと、このぼーっとした感じが和らぎ、「気持ちが切り替わる」、もしくは「気持ちがすっきりする」のです。
イメージとしては、調子がでない朝に、気持ちのスイッチを優しくポンと押してくれるといった感じでしょうか。
MENTのハーブティが優れている点
MENTのハーブティが優れている点をまとめると以下のようになります。
- 複数のハーブを調合することで、単体で摂るより効能を高めている
- 自律神経のバランスに注目し、そのバランスに合ったハーブティを2種類用意している
- 夜用ハーブティは眠りやすい状態を作るため、鎮静系のハーブ中心に構成されている
- 朝用ハーブティは、その日の活動のスイッチを入れるため、気持ちを切り替えやすいハーブ中心に構成されている
- 複数のハーブが含まれているにも関わらず、良心的な価格で提供されている
こんな人におすすめ
以上が、MENTのハーブティの特徴と、実際に使ってみた感想です。
これらを踏まえて、以下のような人におすすめします。
- 薬以外の方法で、うつや不安といった症状を改善したい
- 睡眠に不安があり、薬以外の方法で睡眠を改善させたい(夜用ハーブティ)
- 一時的に心身のバランスが乱れ、心身を休ませる状態にしたい(夜用ハーブティ)
- 朝なかなか調子が出ず、うまく気持ちを切り替えたい(朝用ハーブティ)
- 朝の倦怠感や無気力感を改善したい(朝用ハーブティ)
また、以下のような人の場合には、あまり使っても効果はないかもしれません。
- 既に健康そのもので特に不調がない人
- 入院が必要なほど状態が悪い人(おそらくこのような場合には、薬の使用を優先させるべきです)
興味がある方は、一度試されることをおすすめします。
初回は半額でご利用できます。
サプリメントや漢方との付き合い方
なお、ハーブティに関わらず、サプリメントや漢方には付き合い方があります。
まずこれらのメリットは
- すぐに始められ
- 基本的に副作用がなく
- 合わなければすぐやめられる
という点です。
そのため、まずは試してみて、合わないと感じたらすぐにやめてしまえばいいのです。
一方で、サプリメントや漢方の場合、西洋の薬と違って効果を感じるまでにはある程度の時間がかかります。
そのため、試される際には一定の期間使ってみて、効果を感じなければやめてしまい、効果があればそのまま継続していけばよいと思います。
つまり、サプリメントや漢方にも人により相性がありますので、トライ&エラーで自分に合ったものを見つけていくことが大切になります。