ワイパックスは抗不安薬と呼ばれるカテゴリーに属する薬です。
抗不安薬とは脳の緊張や興奮を抑え、
この抗不安薬はしばしば依存性や離脱症状が問題になることがあり
ここではワイパックスの依存性・離脱症状と実際の経験についてご紹介します。
ワイパックスの依存性・離脱症状
ワイパックスをはじめとした、睡眠薬や抗不安薬というのは依存性が問題になる場合があります。
依存性とは、その薬に慣れるてしまうことにより、
依存性の起こり易さ
睡眠薬や抗不安薬の中でも依存性の起こりやすさに違いがあり、
- 作用が強い
- 作用時間が短い
- 使っている期間が長い
- 薬に対する忍容性が低い
作用が強い
1つ目の「作用が強い」というのはわかりやすく、
作用時間が短い
2つ目の「作用時間が短い」は、
使っている期間が長い
3つ目の「使っている期間が長い」は、
薬に対する忍容性が低い
4つ目の「薬に対する忍容性が低い」は個人差がありますが、
一般的には、男性より女性、
これら4つのうち、
ワイパックスの依存のしやすさ
ワイパックスに関しては、
- 作用はやや強い
- 作用時間は短い(3~6時間程度)
という特徴があるため、わりと依存しやすく、
ワイパックスを実際にやめたときの経験
ワイパックスの使用状況と依存性の評価
私のワイパックスの使用状況を、
- 作用が強さ:やや強い
- 作用時間:短い
- 使っている期間:短い(一か月程度)及び頓服
- 薬に対する忍容性:やや低い
となり、薬自体は依存性を起こしやすい特徴を持つものの、
離脱症状は起こらなかった
実際にワイパックスをやめる際には、
使っている時は1日3回、朝昼晩と継続して使っていたのですが、
また、ワイパックスを使用している時に、他の同系列(
よく睡眠薬や抗不安薬は長く使っているとやめにくいので、
これがもし、半年や1年といった期間の使用であれば、やめる際にはもっと苦労をしたのではないかと思います。
頓服と使用する限りにおいても問題ない
なお、
やはり頓服の場合には体内に薬の成分がいつもあるわけではないので、依存しにくいのだと思います。
薬そのものが依存しやすい特徴を持つ場合でも、使い方次第では依存性や離脱症状は問題にはならないということがよくわかります。